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山下達郎さんのサンデーソングブックが大好きな学習村の岡村文昭です。




今日は「個別指導か集団指導かっていう区別はあんまり意味がないのでは?」という話です。

世の中的には、普通の分類なので、ピンとこないかもしれませんが・・・。

突飛なタイトルをつけて、特に奇をてらうつもりでもありません。

例えば、個別指導で1対2と1対3の差って何でしょう?

あるいは1対3と1対4の差って?・・・

これを続けていくと、

1対39と1対40の差って?・・・

と続き、やがて、1対1でも1対100でもそんなに対して変わらないじゃないのか?

みたいな哲学のような、いかさまのような話になってしまいます。


少し見方を変えてみます。

それでは、個別指導に求めるものは何か。

☑分からないところを質問したい。
☑苦手なところの対策をしたい。
☑集団という環境がいやだ(これがいちばんわかりやすい判断基準な気がします)

そういったことは集団ではできないだろうか?
☑授業の後に、質問できるのならば、個々の疑問点は解決できますね。
☑過去に習ったところで苦手なところがあるならば、そうした講座を選んで、さらに疑問点に関して、質問でいれば解決できますね。(さらにレベルの下の講座を受けなければならないという場合もありますが、これは一つのシステムともいえます。)
☑仮に、自分では質問できない人ならば、先生が逆に聞きに来てくれるような体制があれば、解決できます。

こんなふうに見ていくと、集団でもフォロー体制があって個別に疑問点を解決してくれるのならば、

それは個別指導が成立しているとみていいんじゃないのではないでしょうか?

てなぐあいに見ていくと、実質的には

「人混みが苦手」みたいなところしか残らないのではないでしょうか?

なんて思ったりもします。
(あくまで自分だけの考えで、それぞれあっていいと思います)

で、ここでちょっと考えを一歩すすめます。

それでは、疑問が解決したとき、あなたはレベルアップしたのか?

レベルアップしたかどうかは、疑問解決したときには客観的には分かりません。

客観的に分かるのは、テストを受けたときです。

そして、実際にテストをしたときに、質問して理解したつもりのことでさえも間違っていることが多いっていうのが、塾へ通う生徒のある意味真実です。

林先生みたいな人達は、疑問を解決した時に、OKになっていると思いますが、ほとんどの塾へ通う生徒は、そうではないのではないでしょうか?

とするならば、テストをしなくちゃ分からないということです。

だから、個別指導と集団指導を分けるのではなくて、

どこまでテストしてくれるのかで区別するのも、一つの方法ではないでしょうか?

中学校の定期テストは、追試がありますか?
基本的にはないですよね。あまりにひどいと教師が再確認してくれることはあっても、システムとしてはありません。

模試の追試は?
ないですね。

それでは、小テストの追試は?
僕の古い話。10問の漢字テストで間違えた数だけ、細長い棒で、「歯を食いしばれ」と手の甲をぶたれました。肝心な漢字は覚えられないのに、苦い記憶だけではいつまでも覚えています。笑えない話です。

実はテストを繰り返すという方法はシンプルかつ確実に成果が出る(丸暗記だとしても)なんですが、そんなに行われていないのではないでしょうか?

集団の環境の中で、5回も6回も復習テストをっせられたら、恥ずかしみの極みです。

個別指導でも、周りに人がいたら、平気な人もいれば、気にする人もいるでしょう。

でも、自分で勉強している時って、5回も6回もテストしますよね。

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基本的には、成果を出したいなら、テストも同じで「何度も繰り返す」ことなんじゃないのかな?

こうした環境があるならば、個別指導も集団指導も変わりはないんじゃないのかな?

さらに言うならば、個別も集団も超えて、

「テスト指導」というクールな指導法もありなんじゃないのかしら?
(テストだけで、しかも忘れた頃にする抜き打ちテストみたいなテストで成果を把握するという何か血も涙もないような言い方ではありますが笑。)




PS

今日の記事は、こんなできごとがあったから書いています。

①チャートをテスト範囲を1回回り(分かりました、大丈夫です)
②テストに備えて2回まわりして「分かりました、大丈夫です)
③テストして(見直しといてね、大丈夫です、分かりました)
④さらに翌日類題テスト(本当に分かってるのかなと思ったので。もう一度見直しといてね、大丈夫、分かりました。)
⑤しばらくしてから、学校のプリントから似たような問題の質問(同じ方法で解けるもの)
「チャートの〇ページ開いてみて・・・」「あっ・・・」(思い出したか・・・)

これが現場ではしばしば見られる風景です。
こうしたことがなくなってくると伸びることが期待できます。
説明して分かった顔してるから分かったと思ったら大間違い。
アウトプット(テスト)させないと分かりません。
しかも覚えているうちにテストしても、できるに決まっているので、タイミングも大切。





今日は、こんなところで。












「テストは大事、特に忘れた頃にするのが」
Tests are really,really important, especially when least expected.
(素敵な英語表現の見つけ方。まず英作文を自力で作ってみて、そのままそれを検索して、似たような例文があるかないか探します。あってもなくてもこの英文いいなとか自分の発想になかったならば、それを参考にしてそのまま使ったり、さらに手直ししたりしています。)






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この記事を書いた人:学習村代表:岡村文昭(フミ先生)

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【自己紹介】岡村文昭。愛知県一宮市の学習塾「学習村」代表。理数系につよい自立型・個別対応のオンライン学習塾です。一緒に英語力・数学力・思考力を鍛えましょう。中学生英語指導では、英作文力重視で定期テスト対策なしでの199番アップや、中1の3学期の英語のテストが26,27点から愛知淑徳大学文学部英語学科へ進学実績など、きっと英語が好きになると思います!オンライン無料相談の申込はコチラ!ホームページはコチラ!【対象・科目】高校生(主に英数物化)・中学生(5科目)
【学歴】一宮西高校⇒京都大学農学部。テレビのコメンテーターの玉川徹さんと同じ学科。
【趣味】ジャズ・ボーカル、歌。オールディーズも好きで、山下達郎さんのラジオ番組「サンデーソングブック」は毎週欠かさず聞いてます。自己紹介の詳細はHPの自己紹介ページにて。 

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