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これは受験界では有名なテキストなのですが

大人向けの教材紹介本にまで紹介されていたので、ちょっと見てみました。
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この紹介本で、読み書き部門で第9にランクインしておりました。

受験生から社会人、プロ講師まで幅広く根強い人気があるようです。

へぇ~と思いました。

おすすめポイントは「難易度の高い英文が論理的に読める」とのこと。
現役東大生の声には「この本を吸収すれば構造が分からない英文はゼロに」とあります。

「インパクトをつけるために、多少大げさにかかれているのは仕方ないとしても、

 難易度が高いのは確か。

 ただし、国公立を受けるならば、これぐらい英文は出ると思って間違いないし、
 あ~訳しにくいなという感じの構文にも出会えるので、いいと思います。
 西きょうじ先生がおっしゃるには、「精密に配列」してあるそうです。

 
 僕自身の初見の好印象は、原の英標と似ていると感じたことです。
 その要素オブ要素的な。
 これを書くとコアな英標ファンからはしかられてしまうかもしれないのですが。
  (原先生の格調高い訳文に及ぶものはない!とか。)
 ただそういう方も原仙作先生の英標の価値を知ってもらいたい気持ちもありませんか?
  (まさかないとは言わせませんぜ、だんな笑)
 そんな気持ちも半分あります。

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1984年版
 

ポレポレのページごとの構成としては

例題⇒読解プロセス(解説)⇒訳例⇒実際にどんな出題がされたか

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例題は、入試問題の一部が抜き出してあります。前後関係がないので、そのことを不満に思って、低評価を下した人が少なからずいますが、解説中で西先生はことわりを一度ならず入れておりますので、おそらく解説も読んでいない人が投稿しているのでしょう。

読解プロセスに関しては、すごく分かりやすく「見せて」はないので、解説を読みつつ本文と当たらないといけません。難易度の高い英文なので、それは仕方がありません。ただ力をつけるということは、こうしためんどくさい作業の積み重ねだということも忘れてはいけないと思います。


最大の特徴は、やはり50に絞り込んだことではないかと思います。

紹介本によると【1日2~3文で約1ヵ月で完成できる】とありますが、

 最初の4文のSV探しの壁が高いかもしれないので、まずここで挫折しないことが大事。

 そこを抜ければ、1日がんばればできないこともないと思います!

 もう少しで多めで一週間でもいいと思います。

 一週間で、英文の見方が変わるとしたら、

 なかなかうれしいのではないでしょうか?

 おそらくこれ慣れている人なら、1時間以内で十分見直しができる量だと思います。

 そんな日を手に入れてください!

 がんばってみてください。

 
PS

 一度やってみると、模試や過去問をやったときに、あ、こんな感じのがあった。

 でもできなかった。

 そんな思いをすることがあると思います。

 でも、そこからですからね。

 ここを勘違いしないようにしてください。(自分ってだめだぁとか)

 一冊クリアしたから、OKなんて、甘い甘い。

 あまあまのモンブラン野郎です。

 がんばって。


 

この記事を書いた人:岡村文昭

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【自己紹介】学習村代表。思考力&実力アップのための自立型個別指導塾。
【対象】高校生・中学生・小学生
【対象科目】英数物化
【方針】入試当日点や模試などでの得点アップを目指す 
【経歴】一宮西高校⇒京都大学農学部。テレビのコメンテーターの玉川徹さんと同じ学科。塾との関わりは、岩崎京子さんが五輪で金メダルを取った1992年あたりから。
【趣味】歌・数学・英語・軽登山【好きな歌手】Nat King Cole、山下達郎
    

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