こんにちは。山下達郎のサンデーソングブックが大好きなフミ先生です。最近のBGMは「夏への扉(曲:山下達郎、詞:吉田美奈子)」です。余談ですが、元はSF小説で、対訳版が出ております。この「夏」感が僕は大好きです。そんな夏がもうすぐやってきます。「数学で別人」にしたい夏ですね。まだまだ僕も未熟ですが。

今回は2018年度の名大文系数学2番に挑戦してみました。1番が本当に嫌いな問題でしたので、こうした問題があると救われます。ま、くれぐれも試験当日にこんな問題初めて見たなんてことにはならないように。中学生でも、ある程度いけると思います。

【中学生にとって必要な知識】
まず奇数を2n+1、偶数を2nと置けることを知っていること。
a*3-b*3=(a-b)(a*2+ab+b*2)の公式の知識。*は2乗とか3乗のこと。展開すると、すぐに証明できます。高1の時に「でも逆だと因数分岐できないなぁ。いったい誰が気づけるんだろう」って思ったことがあります。

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★個人的な評価~できなかった場合、あとから気づけば、簡単なのに、と思った人も少なくないと思う。ただしこれができないと完全に差がついてしまうので、チャートなどで基本は押さえておこう。
(1)A(2)A(3)B  

【W】Wallの略。名大数学力への一つの壁となる問題で、日ごろからこういうギャップのある問題は意識して解けるようにしておいてほしい。問題集にのっていても、ま、こんな感じかなっていう感じでやっていると、実は深くは理解していなかったということになりそうな問題。あるいは一度の理解でできるのは優秀な人だけで、私も含めて、数学は好きだけれど、凡庸かつ怠け者の学習者は、反復を怠って、せっかく解けたのに、本番ですらすらレベルの練習がしてなくて、本番でやられてしまうこともあるような問題。

【B】B=Baseの略。学校教材で普通に勉強していけば身についているであろう勉強。どんな問題集でも学べる問題。

【A】基本以下。小中学生でも容易に理解できる。(初心者のギャップはあるから、あえて解けるとは言わないが)

★大学への数学によると、評価はB。
【難易度を10に分けたとき、A基本(5以下)、B標準(6,7)、C発展(8,9)、D難問(10)という分け方です】
医学部以外は6割5分、医学部は3完を目標にしたいとのこと。文系は整数が易化したものの、他の2問は厳しいとのこと。(いや、こんな問題ぐらいとがんばりましょう。)

過去問題はここに⇒【大学入試数学電子図書館

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この記事を書いた人:フミ先生

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学習村代表。一宮市民会館で「フミ先生の理数教室」を開催中です。国公立を始めとする難関大学の数学対策から学校の質問まで、数学を中心に理系科目と英語基礎に関するお悩みを全力解決します!もう数学のことでは悩ませません!英語指導では英作文を持ちいた基礎指導を得意としており、中1の3学期で26,27点だった生徒を愛知淑徳大学文学部英語学科合格や、英語の校内順位を199番アップまでサポートするなどの実績があります。定期テスト対策よりも、試験当日点などの実力アップを目指したい方に最適の学び場となっております。ピンときたら、お気軽にご相談ください。またオンラインでの指導も受け付けております。 ホームページお問い合わせ)【経歴】一宮西高校⇒京都大学農学部。【趣味】歌・数学・軽登山・英会話【挑戦】TOEIC900点越え。
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