こんにちは。学習村のフミ先生です。今回は2018年度の名大理系数学3番です。




(1)公式の証明をさらっと読んでいざ自分でやると全然書けない感じに似ているかも。当たり前っぽいけど、示すのはめんどくさく感じますね。この丹念さは名大の基本。

(2)これも「そうだろ!」という感じの問題です。

(3)(1)を使うと意外とすんなりと解けるのですが、なかなか手ごわいです。



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★個人的な評価
(1)W(2)BW~基本的なのだが、とまどいもあるかもということでBW(3)WW~本当にWということで。

【W】Wallの略。名大数学力への一つの壁となる問題で、日ごろからこういうギャップのある問題は意識して解けるようにしておいてほしい。問題集にのっていても、ま、こんな感じかなっていう感じでやっていると、実は深くは理解していなかったということになりそうな問題。あるいは一度の理解でできるのは優秀な人だけで、私も含めて、数学は好きだけれど、凡庸かつ怠け者の学習者は、反復を怠って、せっかく解けたのに、本番ですらすらレベルの練習がしてなくて、本番でやられてしまうこともあるような問題。

【B】B=Baseの略。学校教材で普通に勉強していけば身についているであろう勉強。どんな問題集でも学べる問題。


★大学への数学によると、評価はC。
【難易度を10に分けたとき、A基本(5以下)、B標準(6,7)、C発展(8,9)、D難問(10)という分け方です】
医学部以外は6割5分、医学部は3完を目標にしたいとのこと。

過去問題はここに⇒【大学入試数学電子図書館




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この記事を書いた人:フミ先生

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岡村文昭(フミ先生)です。学習村代表です。一宮市民会館で「フミ先生の理数教室」と「日本初!アマゾンプライム英語学習コース(主にリスニングと英作文を重視して、将来の国公立・難関大学へ備えるコース)」を開催しています。またオンラインで学べる予備校・個別学習塾も運営しております。【経歴】名古屋大学理学部と東北大学理学部数学科に合格したけれど、翌年京都大学農学部に進学。ノーベル賞ってどんな人がとるんだろうなって京大には憧れがあったけれど、将来何をしたいかははっきりとしていませんでした。進路指導で「ま、名大にしとくか」「ほ~ぃ。」みたいな感じで決めたので、少し後悔があったのです。大きなことは言って、いざとなると尻込みして、見栄だけは一人までだけどたいした努力もしない。日本一の中途半端な高校生だったと思います。受験勉強の仕方もめちゃくちゃ。読めば分かることを何で覚えなければいけないの?と暗記はしない。過去問は相手の手の内を見ることだから、卑怯だからやらない。そんなへんなこだわりまで持っていました。そんな私も今ではすっかり(?)真人間になり、当時の真逆で、思考することも大切だけど、暗記も過去問対策も大切だと思っています。一宮(旧尾西)で学習塾を約20年続けてきましたが、2010年に母が脳梗塞で入院したことをきっかけに、実家に戻り、学習塾も含めて新しい仕事の仕方を実践し続けています。人生100年時代の言われてますからね。最近は、学習塾も増え、ネットを通じて、無料か格安の値段で、いい指導が気軽に受けることができる時代になってきております。みなさんもそれほど学習環境に不満はないのではないでしょうか?いかがでしょうか?もしもあればお聞かせください。またもしも優柔不断で口先だけは一人前のお子様がいらしたら、何かお手伝いできることがあるかもしれません。私の特技は「にこにこ解説」です。私が初めて数学を教えたのは、中1のときのクラスメイト相手でした。一生懸命に説明して、ふと顔を見上げると、そこには見たことのないような「ニコニコ顔」。ただ説明しただけなのに、何で?と思う不思議な瞬間でした。この体験を追体験したくて、今でも数学を中心に教えたい気持ちで満々なのだと思います。私は数学のなどの思考力を要する問題では、根っこから考えないと気がすまないので、そこを徹底的に「自分にとって」わかりやすくします。それが他の人にも分かりやすいのかもしれません。これから出会うみなさんを笑顔にするような「楽しい解説」をお届けできたらいいなと思います。
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