高校時の勉強で、ダメだったところの一つ。
興味のないところは全然しない。
そのおかげで、高校の最初のテストで赤点を3つもとってしまった。
結果としては、戦略的にそれがよかったのかどうなのかはわからない。
けれども、ふりかえると、やっておけばよかったかなと思う。
ちょっとキープとしれっとバックで。

ちょっとキープ=少しは続ける(最悪、1ページとか1単語でも、生活に組み込んでしまう)
しれっとバック=三日坊主になっても、何食わぬ顔でまた再開して、続けていたことにしてしまう

興味があっても、なかなか始められないことってあると思う。
そういうときは、まず1ページはじめてみる。
昨年の自分で言うと、プログラミングと英会話。

プログラミングについてはまるで知らなかったので、最初はITパスポート試験の本を買ってきて、読んでいた。読み始めてわかったことだが、これではまったくプログラミングは学べない。ただIT関連の語句がいっぱいでてくるので、ざっくりと全体が学べる。

自分のまるで知らない分野って、分からない語句のオンパレードで、たいへん眠くなる。
ああ、これが教科書を読む辛さか・・・。
確かに歴史はまだしも、地理の教科書は面白くなかった。

知らない語句のオンパレードは初めて習う場合には必ず通貨しなければならない。
ここを通過するコツは、まずは見知らぬ語句を覚えることだろう。
それは読まないことには始まらない。

だから1ページを続けることは、そのとっかかりになるのだ。
できるならば、語句の暗記までいけるといいのだが、最初はまず1ページのなかの太線部だけでもいい。
チェックペンで、一つの語句に線を引き、覚える。
たったそれだけのことでも、続けていると、大きく変わる。

あくまで自分の場合は、ということだが。
今でも世界史の勉強は、そんな感じで、続けている。
世界史はある生徒が苦手で初めて、触れてみたのだが、ある程度語句を覚えてくると、
世界遺産とのつながりがあって、面白さが増した。
それでも語句の抜けているところはたくさんあるので、知識の再確認のつもりで、続けている。

世界史の扉を開けたことで、世界遺産につながり、そこからもっとも嫌いな地理への扉につながるというのは不思議なことだなと思う。

苦手な科目やまだ興味の少ない分野は、1ページ1語句から、それは今でも自分にとっての鉄則です。