こんにちは。
愛知県一宮市の一宮市民会館で「英語も強い!フミ先生の理数個別教室」を開いている岡村文昭です。
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今日は、英語と数学って似ている科目だなぁと思ったので、そのことについて書いてみます。

どちらも積み重ねが大切だということは誰もが知っているところです。その点では確かに似ているところはあります。

英語は、単語・熟語・基本文(文の形)を覚えなくてははじまりません。そして、日本語を英語にすることができれば、まあまあ基礎ができます。英語の場合は、英会話などは、英作文というよりは、瞬発力が必要です。場面場面でふさわしい言葉がすっと出てこなければ、日本語で話すときと同じような会話ができません。これは基本的な文法を身につけて、実際の経験を積めば、どんどん上達していくのは、想像できると思います。単語・熟語・基本文が腕立て・腹筋のような体力づくり、英作文や英語長文が実際の試合を想定した練習、英会話が試合といった感じです。

数学の場合は、基本的な計算の手順や、公式の理解と暗記などが、単語・熟語・基本文のあたります。ここで公式の証明をせずに、当てはめるだけだと、思考力の基礎筋肉がつきません。そして文章問題を解くことは、英作文に似ています。文章を数学記号で数学語に訳すわけです。英作文ではなくて「数作文」です。ここまでできると、最初の壁を越えて、まあまあの力がついてきます。数学で、英会話に相当するものは、入試問題レベルの問題ですね。英会話の例で例えるなら、やはり場数を踏むということがいちばんの練習になりそうです。

書いてみると、英語と数学はやっぱり似ているなぁとあらためて思いました。

僕の中学の頃の数学の勉強法は、基本は学校の課題の反復練習と、たまにペラペラとめくって解いていて「最高水準」系の問題集です。当時は、そんなに問題集も今ほど多くはなかったので、探しやすかったと思います。解答も不親切なことが多かったので、そのスキマを自分で埋めていかなくてはいけません。それが結果としては良かった面もあると思います。

高校の頃は、授業にはついていけないことが多かったですね。公式の証明で?(んっ?)となると、そこでずっと考えていて、授業を聞いていない・・・そんな感じです。集中力という意味では、授業に集中するのも集中力ですが、分からないところで集中してしまうというのも集中力だと思うので、どちらがいいのかは一概には言えません。私がマイペースがいいというのは、こういうことがあるからです。分からないところで立ち止まらないと、後からだと、どこだっけから始まって、まいっかってなりがちなのです。理解のペースはひとそれぞれ。マイペース学習が最高に贅沢な学び方だと僕は思います。IMG_4959


書いてもらいありました。5時間もかかったそうで、ありがたいなぁ。





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