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本日はセンター試験の初日です。

英語があります。

そんわけでってこともないのですが、2019年度のセンター試験英語の5番を紹介します。

中学生でもなんとか読めて、大人が読むと少しうるっとくるかも!?の問題です。

とりあえず、自分は来ました。

入試問題を解いていると、英語というよりも、内容そのものに学びがあることは非常によくありますが、ときどき感動する話もあります。もっとも個人差、年齢差もあるので、何とも言えないのですが、「大草原の小さな家」や「アボンリーへの道」などで泣ける人は、泣けるかも。

センター試験を作る方が、できる範囲で精いっぱいのいい問題を作ろうとしてくれているんだなぁと思います。

少し、ネタばれ注意(=spoiler alert)ですが、あらすじはこんな感じです。

ある女の子のお父さんが病気で入院してしまい、趣味の畑仕事ができなくなってしまう。

そこで父思いの娘が、頼まれたわけでもないのに、畑仕事を代わりに引き受けることになる。

しかし、手を抜いたことで、虫にやられてしまう。

・・・と続く話です。

先が読めそうですね。先が読めれば、問題も解けそうです。

見方を変えると、単純な話であるがゆえに、物語の展開を考えるための基本となるかもしれませんね。

問題のレベル的には、満点目指したい問題ですので、泣けるかどうかは別として、一度読んで、解いてほしいと思います。


出だしはこんな感じ。

❝Chiristine, come and heplp me in the garden. I want plant all of the seeds today.❞ My father was calling to me.❝I'm busy,❞ I said. My father loves his garden, but at that time I didn't undersatand why  working in the dirt excited him so much.

出だしについて言えば受験を控えた中学生ならば、十分に分かるレベルです。この先を読んでも、それほど難しくはないと思います。分からない単語を調べながらいけば、細かい文法はさておき、内容そのものは理解できると思います。

ざっと見直したところ、however small they may be(どれだけ結果が小さくても)ぐらいかな。

高校ではありふれた形ですが、初めてみる中学生にとっては、一見、奇妙な形だと思います。

しかしHow small they are !(なんて小さいんでしょう!)の形を知っていれば(感嘆文)

ここに助動詞may が入って、everが付け加わっただけの形になっていることが分かると思います。

文法的には、「譲歩」というくくりになります。(「however 譲歩」で検索してみてください)

この文章の主人公は「どんなに結果が小さくとも、努力しているほど、その結果を正しく評価できることがよく分かった」そうです。

入試となぞらえていることは一目瞭然でしょう。

この道徳っぽさに、十代はおそらく辟易するでしょう

しかし、年をとると、こんな道徳的なことに、ほんわりと失われた純真さに思いをはせるのでしょうか?

ではまた。



国公立2次試験まであと ⇒令和2年2月25日

愛知県公立高校入試まであと 。A日程:3月5日(Thur)・6日(Fri)。B日程:3月8日(Mon)・9日(Tue)



この記事を書いた人:岡村文昭

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【自己紹介】岡村文昭。愛知県一宮市の学習塾「学習村」代表。主に英語&数学&思考力を鍛えたい人向けの塾。英語指導では、丁寧な英作文指導で定期テスト対策なしでの199番アップあり。付け焼刃の成績アップは目指さず、しっかりと実力をつける方針。丁寧な教科書フォローで中1の3学期の英語のテストが26,27点から愛知淑徳大学文学部英語学科へ進学実績もあり。
【対象】高校生・中学生・小学生
【対象科目】英数物化(センターレベルぐらいまでならほぼ全科質問可能)
【方針】入試当日点や模試などでの得点アップを目指す 
【学歴】一宮西高校⇒京都大学農学部。テレビのコメンテーターの玉川徹さんと同じ学科。
【塾歴】塾との関わりは、岩崎京子さんが五輪で金メダルを取った1992年あたりから。30前に独立。
【趣味】音楽・歌・数学・宇宙・英語(Amazon Prime Videoで英語学習にハマり中)・軽登山
【好きな歌手】Nat King Cole、山下達郎(サンデーソングブック愛聴)、JUJU、椎名林檎